15年間務めた会社を退職します。自分で選択して進んでいくという事

前回のブログ更新から約半年が経ちました。
(更新頻度が低い…涙)

それでも、今回備忘録としてボクの心の内面の声を含めて書いていきたい思います。

 

表題の通りに2023年8月31日を持って15年間務めた会社を退職する事としました。

そして今後はクロス(壁紙)職人としての道を進む事にしました。

 

今までの日々はサラリーマンとしての生活でした。安定した給与、保険、社会的な安心感がありました。

サラリーマンとしての日々は、決まった収入、有給休暇、ボーナス。10年以上の経験から、周囲の人々とのつながりも築かれました。

一言でとても馴染んだ環境でした。

なので、退職を決断するまでには多くの時間がかかりました。

会社を辞める事への恐れ、変化に対する不安、そして今までの安定に対する心の葛藤。

こういった感情が渦巻く反面、心のどこかで自分の進みたい将来に繋がるとは思えない日々を何年も過ごしてきてとても辛かったのも事実です。

 

上に書いた様に自分自身が感じていた不安以外にも特に親の目を気にして生きていたのもあり、会社を辞める事で心配を掛けてしまうんじゃないか?

サラリーマンとしての安定した生活を望む両親の思いもあって、辞めるという事も選択から離れていた事もあります。

 

そんな中で、以前から、後継者を探していた義兄さんからクロス職人にならないか、という話を持ち掛けられていました。

 

以前はクロスには興味がなかったので、お互いにそれほど真剣にならず話は進まなかったのですが、ある日、義兄さんが実家の内装をリフォームして下さる事になりました。

 

義兄さんが内装を変えてくれたその部屋は・・・部屋一面の壁紙を貼り替えてもらっただけで見違えるような空間になったのです!

 

そこから職人の仕事に対する興味を感じ、現場を見に生かせてもらったり、手伝ったりをするようになりました。

 

でも、周囲からの意見は反対に近い事が大半で、趣味程度で十分。職人の仕事は辛いだけだよ・・・。といった声がありました。自分も同じ様な心の声が出てくる時がありました。

昔から壁紙を貼る職人の仕事が好きでたまらないなら絶対やるべきだと思うのですが、別そういう訳でもなく。

ちょっと心が動いた程度で15年間も務めていた慣れ親しんだ会社を辞めるって…大丈夫?っていう自分の心の声。

今の現状から抜け出したい気持ちと、怖いから今のままでイイやという変化しない自分。

そんな気持ちが渦巻きながら過ごす日常は、感情がぐちゃぐちゃになり整理つかないまま過ごしていました。

 

でもそんな時に、30日間毎日、1対1でメールのやり取りをしながら瞑想をしていく、というような深く自分に向き合う時間を取る機会がありました。

その内の一日は、山に籠って散歩をしながら瞑想をするような時間もあって、とにかく30日間向き合い続けました。

 

この数か月間、苦しい感覚がずっとある中でメールという形で30日間、自分の内面を書かせていただいた事で、より苦しく、そんな苦しさを感じる事もありましたが、しんどい所も含めて、自分自身の本音と向き合う事を今まで以上に大切にしました。

 

これらを続けていく中で以下の様な気づけることがありました。

結局は自分の本心に向き合い行動しないと何にも変わらない。という事です。

 

いままでと同じ様に会社で働き安定しながら、でもどこか自分の納得出来ないまま、心が安定しない毎日を過ごし続けてしまう事に気付きました。

 

だからこそ、ボクが出した結論は、
「自分の決めた選択をしたい」ということでした。

今までの人生は、どちらかというと流されて生きてきました。

退職した会社もなんとなく高校からの薦めがあり入社し、プライベートも、小学生の頃から始めたスポーツ(野球)も親の意見からだったり…

他にも今回の様に、これまでにも新しい仕事をしたいと感じた事がありました。

しかし、会社の上司や両親の意見や説得を聞き入れて自分で決めるというより、流されて生きてきました。

でも本当はずっと、自分の決めた選択がしたかったのだと。

自分がどうしたいかすらも分からなくなっていたりもしたので、なかなか決断できないところもありましたが・・・

今回の瞑想を通して、それでも、やってみたい。というのが本心だと気付きました。

 

だからこそ、自分自身を先ず尊重し自分が決めていく。自分が納得出来る選択した行動をする。

勿論、不安も怖さも葛藤もある中で自分で選択して会社を辞め、自分の心が動いた仕事。身一つで仕事をするというクロスの職人業へ行く事に決めたのです。

 

これからまた色んな経験、感情と向き合う日々が始まります。それも全部自分が選んで納得して決めた道であるという事も忘れずにこれから進んでいきたいと思います。

最後に・・・僕自身、踏み出したときの感覚は、決してポジティブなものではありませんでした。

下記、今回の記事での会社を辞め、職人として働く決断をした時、

自分が感じた本心の気持ちを文章で書きだしていた当時の内容になります。

退職するにあたり今の自分が大切にしたい事や軸の部分は、自分の決めた選択をしたい事。

勿論お金は大切。家族も大切にしたい事。

本音は今の会社のままいても良いのだと思う気持ちがある。

自分の選択をしたいと言ってもこんな大きな所でしなくても‥‥という気持ちもある。

今の会社の15年間での人との関係やお金の面、生活スタイル。そして保険や年金なども守ってもらえていたところ。

しかしゼロからの職人業という世界の厳しさとお金の面。年金など将来への事。

挙げ出したらキリがない様な端から見ても、今の会社の条件の方が良いと考える気持ちがある。

メリットデメリットも洗い出し決めたつもりでも、クロス業への不安は強い。

それでも自分は退職を選びクロス職人を選んだ。

正直、クロスを心から願って、この仕事をやりたい!!という覚悟や想いが少ないのも事実で不安。

大げさだけど、ちょっと博打にちかい所があるかもしれない。

考えだしたら不安の方が大きい。

絶望的に感じる瞬間もある。

職人に対する人との関り。お客さんからの声など。

特に自分の直ぐに落ち込み自己嫌悪になる事や、過剰に気にする気質など。

親方の事だったり、周りの職人との関係性が近いので、今までの会社の様に、甘くない全然甘くないと感じている。

そこに自分が飛び込むという事への恐怖と不安。

しかし今日一日でも退職を伝え、その後会社での業務や周りの関係性など会社で過ごす時間を感じていると

ここには本当にもういる必要性が感じられなくなっているのを実感した。

書いている様に、博打に近い、というくらいの気持ちや、絶望の気持ちすらも出てきたうえでの、今回の決断でした。

 

だけど、それでもやってみた、踏み出したあとの自分の感覚は、不安な気持ちを抱えながらも、心の奥で感じるすーっと涼しい風を感じる軽やかな気持ちに変わってきています。

不安があっても悩みや葛藤があっても、それでも踏み出していく事の大切さ、自分が選んだ道を歩んでいく事の喜び・・・

 

またこれも山あり谷ありかと想いますが、それでも今はズルズルと行っていた自分から新しい世界へ踏み出す事が出来た、その決断ができた自分に対して信頼感が生まれている様な気持ちです。

 

本気で自分と向き合う瞑想は、30日間で人生を変えるほどの力がありました。

いま、過去の僕の様に自分の選択をしたいけれど悩んでいる方がいらっしゃったら・・・

僕の今回の決断や、これからの活動の様子が、決断する時の参考になりましたら嬉しく想います。

 

お読みいただきありがとうございました。



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